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トレーナー直伝!運動後に行うセルフケア
疲労を取り除くキーワードは「血流」
運動を行うと使われた筋肉には負荷がかかり、疲労物質がたまったり、筋線維に細かなキズがついたりといったことが起こります。かなり激しい運動を行ったときはそれが筋肉痛として現れるようになります。
運動を行うと筋肉にはいつも以上に大きな負荷がかかります。曲げ伸ばしを繰り返すことで、筋肉を構成する筋線維やその周辺の組織に細かなキズができるのです。できたキズを修復する過程でカリウム、ヒスタミン、プロスタグランジンなどのさまざまな化学物質が関与し、これらが神経を刺激したり、炎症を引き起こしたりするため痛みを感じると言われています。
疲労物質や筋肉痛を引き起こす化学物質などは、身体全身をめぐる血液にのせて運び、適切に分解されることでより早く体外に排出できるようになります。運動をした後にそのまま身体を放置しておくと、今まで活発に使っていた筋肉の血流はゆるやかに減少し、疲労物質などの分解過程も遅くなってしまうため、疲労感が残ったり、ひどい筋肉痛が現れたりします。
運動後にも血流を良くしておくことが、自分でできるケアのポイントです。運動をしたことで、翌日ぐったり…なんてことにならないように、しっかりセルフケアを覚えてください。
トレーナー直伝!運動後に行うセルフケア